JRC 3D Reconstructor
概要
JRC 3D Reconstructor とは?
JRC(Joint Reseach Centre)は欧州委員会の共同研究所として設立されIspra(イタリア北部)に位置します。JRCのIPSC(市民の保護およびセキュリティのための研究所)は、国際原子力機関(IAEA)による原子力発電設備の3D検査を支えるためJRC 3D Reconstructorを開発しました。2007年以降、JRC 3D Reconstructorの完全なコードは、GEXCEL(Geomatics & Excellence)社へ移管されました。JRC 3D Reconstructorは世界中でレーザーデータ管理のために最も強力なソフトウェア・パッケージの1つです。
Gexcelは、ISPRA(イタリア)に位置し、Brescia大学 (イタリア) およびヨーロッパの共同研究センター(JRC)の応用研究業績の学術的なノウハウを基に2007年に設立されました。
JRC 3D Reconstructorは世界各国原子力装置の査察に利用され始めたレーザースキャン装置のデータ加工を容易かつ正確に行うため開発。被爆を避けるために現地計測時間を1秒でも少なくしたいIAEA側の要求でターゲットシートやスフィアを用いない特徴点で結合(レジスト)する技術を開発。これにより、スキャン開始前のターゲット設置の時間が省け、また3次元の多量な点でレジストを行うことで高精度のスキャンデータを得ることが可能となった。この技術を民生用に広めるため、GEXCEL社が設立されました。
JRC 3D Reconstructor を利用するメリットは?
ターゲットシートやスフィアを用いない特徴点で結合(レジスト)することで現地スキャン時間の大幅な短縮を実現。
また、ターゲット設置時の不安全行動がなくなります。
全てのレーザーメーカのスキャンデータが扱えます。
(FAROユーザー様にはFARO専用の安価バージョンを用意)
なにより、ターゲットを気にせずスキャニングする爽快感は最高です。
レジストは多量に存在する特徴点から実行できますので、さらに処理時間が 短縮され、レジスト作業はあたかもゲームのようです。
ぜひこの爽快感を体験してださい
作業フローについて
JRC 3D Reconstructor の作業手順については、以下のリンクから YouTubeにて動画でご覧頂けます。Gexel R3 (アールキューブ)
Gexel R3 とは?
革新的でユニークな多量の3D点群を管理、ビューイングする独立のソフトウェアで、点群の点数制限はありません。
データを格納するディスク容量に依存します。
オペレーションはシンプルかつユーザーフレンドリーです。
Gexcel R3 が出来ること
R3ユーザは重い3D点群を見るために、新しいGexcel R3ストリーミングサービスにアクセスすることができます。
大きな容量のハードディスクなどを用意し、64bitパソコンのWebを通してインターネットエクスプローラーやクロームやMozilla Firefoxのブラウザを使用してストリーミングで見る事もできます。
R3はサーベイヤーはもちろん、最終的な意思決定者のための完全なソフトウェアです。3Dデータセットを分析するための簡単な手段を提供します。
非常にユーザー・フレンドリーなインターフェースで図面および プロフィールを容易に抽出します。
- 少ないコマンド
- 統合したワークフロー
- データ処理の間、ウィザード表示
R3からAutocadにデータをエクスポートが可能。
簡単なインターフェースでエクスポート図面を容易に抽出します。
巨大なデータセットからのビデオ作成
ユーザーは、円滑なビデオ作成のために軌道時間枠とフレーム距離を容易に編集することができます。
紹介ビデオ
お問い合わせ
JRC Reconstructor、Gexel R3 ともレンタルも可能です。
レーザースキャナーは持っているが有効に活用できていない!
スキャナーの導入(増強)を考えている!
など、遠慮なくご相談ください。
お問い合わせはこちらへお願いします。
- メール
- info@df-sgs.co.jp
- TEL
- 06-6586-5480