地下街3Dスキャナー計測

神戸さんちか3D計測

神戸市中央区に位置する地下街「さんちか」を3D計測。人の流れに応じて空調を制御し、CO2削減にむけたシステムのシミュレーションのため、3Dデータを取得。

サンチカ点群

3D点群データ

数十スキャンした点群データを合成し、つなぎ合わせたもの。レーザースキャナーの計測後、写真撮影も行い点群データ処理の段階で色情報を点群データに付与する。

高精度トータルステーション使用

地下街の通路にはなだらかなスロープがあり、南北両端では高低差があるため、3Dレーザースキャナーだけで計測したデータを点群合成すると誤差が大きくなる可能性がある。そこで高精度トータルステーションにより数か所に正確な座標を与えることで、点群データ全体の精度を向上させた。

NET1

夜間作業にて3Dレーザースキャナー計測

地下街の計測が可能となるのは深夜0時から早朝4時という限られた時間帯。少しでも効率よく計測するため3Dレーザースキャナーを複数台持込み、限られた時間内で計測完了することができた。

サンチカ3Dモデル

3D点群データは数千万点~数億点という非常に大きなデータ容量となることから、そのままでは一般的なPCスペックでは扱いにくいものとなったり、3D_CADでも点群数に制限があったりするため、点群データをもとに3Dモデリングデータを作成し、3D_CADで扱える軽いデータにしてご提供しております。

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