GPS測量は高性能だから人気!測量機器の種類について

測量機器の種類を徹底解説!高性能なGPS測量やGNSS測量を活用するメリットとは

測量機器には、様々な種類が存在します。それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。GPS測量やGNSS測量などの高性能測量でしたら、人手不足が深刻化する建築現場などでも低コストかつ効率的に精密な測量をすることが可能です。

高性能の測量技術!測量機器の種類について解説

測量機器の解説の吹き出し

従来からある測量機器と、近年活用が進んでいるGPS測量やGNSS測量の特徴やメリット、デメリットについて詳しく理解することで、用途に合わせた最適な測量方法を選択できます。

レベル

レベルとは、建設現場の高さを測量する際や複数地点の高低差を調べるために使用する「高さ」を計測する測量機器です。レベルを備え付ける三脚とスタッフと呼ばれる標尺を組み合わせることで、地点間の高低差を直接観測できます。

測点の高低差や標高を調べる際の測量精度が優れているのがメリットですが、作業するためには2名以上の作業員が必要であること、さらに機器の取り扱いに知識や技術が必要な点がデメリットです。

トータルステーション

光波距離計と電子トランシットを組み合わせた測量機器です。1台で角度や距離を同時に測量できるため、作業効率化が図れるだけでなく、測量したデータを外部機器へ出力もできます。

ただし、光を用いるという特徴から、測量時の天候や測量する対象の形状に大きく左右される測量方法です。また、非常に高価な機器であり、使用する際はある程度知識や技術を身につけなければなりません。

レーザートラッカー

レーザートラッカーとは高精度な測量が可能な機器で、距離と角度を同時に測れる点が特徴です。繰り返し測量したいときや形状の測量にも役立ちます。

また、一般的な三次元測定機が数m程度の測定範囲なのに対して、レーザートラッカーは10m以上のより大きな対象物を測定できる点も特徴です。巨大な設備や飛行機などの測定をする際に活用されます。

レーザー距離計

レーザー距離計とは、レーザーを用いて対象物との距離を計測する機器です。レーザーの光の反射によって、一瞬でモノの距離を測定できます。機種によっては数cmほどの短距離から数mほどの長距離を測定することが可能です。

三角測量と同じ原理で測定する「三角測距方式」、またはレーザーの跳ね返りの時間を計測し測定する「タイムオブフライト方式」で測量します。

セオドライト(トランシット)

経緯儀と呼ばれ、角度を測定する際に使用する機器のことで、主に次の3タイプがあります。

  • 光学セオドライト
  • レーザーセオドライト
  • デジタルセオドライト

角度を精密に測れますが、平坦な場所で測量しなければなりません。セオドライトは別名トランシットと呼ばれていましたが、近年ではISOや国土交通省告示などでもセオドライトと統一されています。

レーザー墨出し器

建築現場などにおいて、施工基準となる水平や垂直などをレーザーで照射する機器です。スイッチ1つで簡単に水平や垂直を測定でき、受光器を用いることでレーザーの光が見えなくてもレーザーの位置を確認できます。間柱や間仕切り壁、ドアやサッシなどを設置する際に活用されます。

ティルティングレベル

ティルティングレベルは、高精度水準測量で使用されます。気泡水準式で、内蔵された感度の高い棒状気泡管を使って水平を測定する仕組みです。ただし、オートレベルのように自動補正装置がついていないため、手動で視準線を合わせなければならない点がデメリットです。

GPS測量とGNSS測量

GPS測量とGNSS測量は、どちらも人工衛星を利用した測位技術のことです。

GPSは、アメリカが開発した衛星測位システムの名称であり、GPS測量はアメリカのGPS衛星を使用した測量を指します。

一方GNSSは、Global Navigation Satellite System(全球測位衛星システム)の略で、衛星を使用した測位システムの総称です。複数の国の衛星を併用して測量を行えることから、より高精度な衛星測位システムとして活用されています。

ドローンによる測量やモバイル計測機器では、GNSS測量が利用されます。

株式会社SGSでは、VRS-GPS測量やRTK-GPS測量など行うためのGPS/GNSS測量機の販売はもちろん、レンタルサービスを提供しております。測量業務でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

効率よく測量するためには高精度のGPS測量やGNSS測量がおすすめ

ドローンを活用した計測

作業現場の人手不足の解消や業務効率の改善、低コスト化を実現するために、新技術を用いた計測方法が開発されてきました。従来から活用されている方法であるレベルやトランシット、トータルステーションなどの測量機器で行っていた業務の一部を、ドローンやモバイル端末などのデジタル機器を活用し、3D化する動きが盛んとなっているのです。

GPS測量やGNSS測量は、高精度かつ効率よく測量ができる技術として建設現場をはじめ多くの作業現場や業界において活用され始めています。特に、公共インフラや再開発計画などにともなう建設需要は多くなると予想され、必然的に測量作業も多く発生する可能性があります。

株式会社SGSでは、GPS/GNSS測量の機器をはじめ、3Dスキャナーの販売・レンタル、現地での計測、データ処理など幅広いサービスを提供しております。GPS/GNSS測量機器の購入やレンタルをお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。

高精度のGPS測量機のレンタルのご相談なら株式会社SGSへ

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