HERON MS-TWIN

MS TWIN

2台のレーザースキャナーを搭載した新しいHERON MS-TWIN

水平方向と鉛直方向に向け2台のレーザースキャナーを搭載し、歩くだけで360度方向の点群データを安定的に取得します。スキャンと同時にフルHDの動画撮影(1920×1080pixel / 15fps)を行い、さらに高精細画像が必要な個所では立ち止まって5Kの静止画(5640×2820pixel)を撮影できます。
手元のタブレット端末にはリアルタイムに3Dデータが表示され、データがしっかり取得できているかを確認しながらの計測を可能とするバックパック型3Dレーザースキャナーです。
また、「Change Detection(変化の検出)」機能を使えば、事前に取得したデータをタブレット端末にインポートしておくことで、現況計測した際の変化・変位をリアルタイムに検出できます。この機能は同じ場所の点群データ(過去と現在)同士での比較だけでなく、BIMモデル(設計図)と点群データ(工事進捗)の比較も可能となります。

仕様

■測定範囲:1m - 100m ■相対精度:~5cm ■繰返し精度:~2cm ■初期化時間:30秒
■スキャニングレート:60万点/秒 ■視野角:360° × 360° ■レーザークラス:クラス1 ■レーザー波長:903nm
■バッテリ稼働:2時間 ■動作周囲温度:-10 ~ +45℃ ■重量: 約7.8kg(バッテリ、タブレット端末含む)

付属ソフトウェア 【HERON Desktop】 / 【Reconstructor】

【HERON Desktop】HERON MS-TWINにより取得された、3種類(レーザースキャナー、IMU、写真)のデータを統合し、自動合成処理を行います。自動処理の結果が十分でない場合には、処理に必要なパラメータ設定を手動変更し、再計算することで軌跡修正を行いより良い合成結果を出します。特徴的な機能として、HERONデータのドリフトが発生した際、ズレを補正するために固定式レーザースキャナーのデータを読込み、軌跡修正を行うことができます。

【Reconstructor】HERON Desktopにより作成されたデータは連携してReconstructorに読込まれ、点群データの閲覧・編集を行います。ノイズ除去や必要箇所の切り出し、距離測定、面積・体積計算など様々な処理ができます。
またBlueprint Navigator 機能により動画再生、写真データの確認、任意箇所への注釈付与など広く活用できるデータを作成できます。
さらに任意の位置で平面・断面を指定したオルソ画像を作成し、無償ツール「Orthophoto viewer(オルソフォトビューワ)」で距離、角度、面積計算などが可能となり、CADへエクスポートすることもできます。

HERON MS-TWIN の紹介動画

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